Claude Codeの全コマンドを日本語で引けるチートシートを作った
ほぼ毎日アプデされるClaude Codeの全コマンド・ショートカット・設定を日本語チートシートにまとめた。Mac/Win切替、ワンクリックコピー、自動更新付き。
作ったもの
Claude Codeの全コマンド・ショートカット・設定を日本語でまとめたインタラクティブなチートシートを作った。

特徴
- 日本語 — 公式ドキュメントベースで全項目を日本語化
- Mac / Win 切替 — ショートカットキーをワンクリックで切替表示
- ワンクリックコピー — コマンドやフラグをクリップボードにコピー
- 検索 — リアルタイムフィルタリング
- NEW バッジ — 直近2週間で追加された機能を自動検出
- 公式ドキュメントリンク — 各コマンドから公式ページに直接ジャンプ
- 日本語チェンジログ — 全バージョンの変更履歴を日本語で確認可能
- ダーク / ライト切替 — Nord テーマ
- 毎日自動更新 — 新バージョンを検出したら自動でコマンド追加・デプロイ
なぜ作ったのか
Claude Codeはほぼ毎日アップデートされる。新しいスラッシュコマンド、キーボードショートカット、CLIフラグ、環境変数がどんどん追加されていく。
公式ドキュメント(英語)は網羅的だけど、「あのコマンドなんだっけ」と思ったときにサッと引ける日本語のリファレンスがなかった。既存のチートシートも英語のものが1つあるだけで、日本語版は見つからなかった。
カバー範囲
公式ドキュメントの以下のページから全項目を抽出している。
| カテゴリ | 項目数 |
|---|---|
| キーボードショートカット | 30+ |
| スラッシュコマンド | 65+ |
| CLIコマンド・フラグ | 40+ |
| 環境変数 | 20+ |
| 設定ファイル | 15+ |
| Hookイベント | 26種 |
| 内蔵ツール・MCP | 15+ |
| Agents & Skills | 15+ |
技術的に面白かったところ
Next.js の hydration 問題
テーマ切替やMac/Win切替をReactの useState で実装すると、SSRとクライアントでDOMが不一致になり hydration エラーが発生する。
解決策として、Reactの状態管理を一切使わずCSS駆動で切替を実現した。html 要素の data-light や data-os 属性をVanilla JSで切り替え、CSSの display プロパティで表示を制御する。
/* デフォルト: Mac表示 */
.os-win { display: none !important; }
.os-mac { display: inline-flex !important; }
/* Win選択時 */
html[data-os="win"] .os-win { display: inline-flex !important; }
html[data-os="win"] .os-mac { display: none !important; }
テーマ切替もまったく同じパターン。html[data-light] の有無でCSS変数を切り替える。Reactに一切触らせないのがポイント。
Claude Code が自分自身を更新する
cronで毎日 claude --version を確認し、新バージョンがあれば claude -p(ヘッドレスモード)で自動更新している。
毎日 AM 9:00 (cron)
│
├─ claude --version で最新バージョン取得
├─ commands.ts の versionInfo と比較
│
├─ 同じ → 終了
│
└─ 差分あり → claude -p でヘッドレス実行
├─ 公式チェンジログを WebFetch
├─ 新コマンドを commands.ts に追加
├─ チェンジログを日本語翻訳
├─ next build で確認
└─ git push → GitHub → Vercel 自動デプロイ
Claude Code自身がClaude Codeのドキュメントを読んで、自分のチートシートを更新する。なかなかメタな構成。
最初の失敗:エージェント出力を信じすぎた
最初のバージョンでは、Claude Codeのエージェントに「全コマンドを出して」と依頼し、返ってきたデータをそのまま使った。結果、既存の英語チートシートと比較するとショートカットが半分以下しかカバーできていなかった。
原因は一次情報(公式ドキュメント各ページ)に当たらず、二次情報(エージェントの要約)だけで作ったこと。
修正として、公式ドキュメントの各ページ(keybindings, commands, cli-reference, env-vars, settings, hooks, mcp, memory, skills, sub-agents)を直接フェッチして全項目を抽出し直した。チートシートのように網羅性が命のコンテンツでは、LLMの出力を信頼せず一次ソースに当たることが重要。これはClaude Codeに限らず、LLMを使った開発全般に言える教訓だと思う。
技術スタック
- Next.js 16 + TypeScript + Tailwind CSS 4
- Nord テーマ(ダーク/ライト)
- Vercel(GitHub連携で自動デプロイ)
- Gitea → GitHub push ミラー
おわりに
Claude Codeを日常的に使っていて「あのコマンドなんだっけ」と思ったら、ぜひ使ってみてほしい。